Subject   : 原価

カテゴリー : ビジネス


 原価
 原価計算基準によると 「原価は、経営において作り出された一定の給付に転嫁される価値であり、その給付にかかわらせて、把握されたものである。」 と定義しています。

 メーカーが商品を作るためには、材料費、設備費、労務費、経費などが必要になります。 商品を作るのにかかった費用のことを原価と呼んでいます。 商品を販売するときの売値、販売価格は、 売値 =原価 + 儲け(利益)

原価とは、簡単に言うと、商品にかかったお金(費用、コスト)のことでしたね。 原価は、業種によって異なります。 原価には、大きく2つの種類があります。 一つは、仕入原価と呼ばれています。 もう一つは、製造原価と呼ばれています。 それぞれの内容を説明します。

■1.仕入原価
仕入原価とは、スーパーやコンビニなど、完成した商品を仕入れて販売するときの原価です。
仕入原価には、商品の仕入れの価格(仕入れ値段)にコンビニやスーパーの経費がプラスされたものです。

■2.製造原価
製造原価は、メーカーが、原材料を仕入れて、加工して製品を作ります。 一般的に、工場などで生産しますので、材料費、労務費、設備費などの経費で構成されて います。 これに販売及び一般管理費をプラスしたものが総原価になります

一般的に、原価という場合は、「製造原価」をさす場合が多いようです。
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