Subject : 亜鉛の精錬
カテゴリー : 学びの館 > 化学
亜鉛の精錬
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日本の亜鉛鉱としては閃亜鉛鉱 (ZnS)が主体です。細かく破砕された鉱石から浮遊選鉱などで純度を上げて、空気中で加熱して、酸化亜鉛とします。炭素(コークスまたは無煙炭)により酸化亜鉛の焼鉱を還元し、生成した金属亜鉛を揮発回収して蒸留亜鉛を作る方法が主です。もしくは酸化亜鉛を硫酸に溶かして電気分解する方法もあります。
銅も亜鉛と同じ様に濃縮された鉱石に燃料としてのコークスのほか融剤として石灰石とケイ砂を加えて溶錬炉で溶融させることで、黄銅鉱中の鉄の大部分はスラグとして除去される。
その後も亜鉛と同じで、酸化させ酸化銅を還元しますが、亜鉛と異なるのは、2000 ℃を越える高温で加熱するだけで還元されます。あとは電気分解で純銅にします。
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