Subject  : エクセルで時間の扱い方

カテゴリー: ソフト > エクセル(Excel)の使い方


 エクセルで時間の扱い方
エクセルでは、時間データにシリアル値が使われています。 例えば、24時間が「1」で、10時間は「10/24」、つまり 「0.416666667」 30分では「0.020833333」という値です。 計算もシリアル値が使われます。
ですから時間単位での計算するには24をかけます。 例えば、勤務時間を求めるときには、退社時間-出社時間 で求められますが、日給を計算するときに、 勤務時間×時給では求めることができません。 勤務時間*24*時給とする必要があります。

■ 時刻データから「時」 「分」 「秒」を取り出す。
時間(Hr.)
=HOUR(時間)  :時間を取り出します。0〜23(時)の範囲の整数になります。
分(min.)
=MINUTE(時間):分を取り出します。 0〜59(分)の範囲の整数になります。
秒(sec.)
=SECOND(時間):秒を取り出します。 0〜59(秒)の範囲の整数になります。
   (注) 時間にはシリアル値を使用します。

時間単位で計算する場合(10.5時間とか)は、
=HOUR(セル番地)+MINUTE(セル番地)/60
のように表します。
30分単位で勤務時間を切り捨てて計算する場合は、
=FLOOR(セル番地,"0:30")*24
などのようにします。

■ 24時を超える場合の表示。
セルの表示形式を[h]:mmとかにします。
メニューバーの【書式】→【セル】を選択します。 【表示形式】タブで「ユーザー定義」を選択し、 下の方にある、「[h]:mm:ss」を選択するか、 種類に「[h]:mm」と入力します。


[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]