Subject : 斉(南朝)
カテゴリー : 歴史
斉(南朝)
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宋の創始者・劉裕と同じように軍事で功績を挙げて台頭してきたのが蕭道成である。蕭道成は明帝の後を継いだ劉c(後廃帝)を殺して順帝を擁立し、この皇帝から禅譲を受けて斉を建国した。
蕭道成の後を継いだ第2代武帝は何度か北魏に対しての攻撃をかけるが、これは痛み分けに終わる。武帝死後に後継争いで混乱が起き、最終的に蕭道成の兄の子である蕭鸞(明帝)が即位するが、この間隙を狙った北魏により山東を含んだ淮河以北を奪われてしまう。
更には明帝の後を継いだ蕭宝巻(東昏侯)は極端な側近政治を行って、明帝時代の重臣たちを殺してまわり、政治は乱れた。これに対する反乱が何度か起き、500年に起きた蕭衍(後の梁の武帝)が挙兵し、東昏侯の弟・蕭宝融(和帝)を擁立して建康に向かって進軍し、翌年に東昏侯は部下に殺された。
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