Subject : ストロボ

カテゴリー: 趣味 > カメラ・写真


 ストロボ
光量が十分に得られない撮影状況、室内や夜間、木陰などで撮影すると 撮影画像がブレてしまいます。これは、十分な光を得るためにシャッター スピードが極端に遅くなったことで起きるもので、被写体や撮影者の 体のわずかな動きが画像にブレとして残ります。
これにはストロボ(=フラッシュ)を使うことで解決します。 ストロボとは、シャッターが開いている間に、撮影に必要な光を瞬間的に 発光する装置です。十分な光量を得ることができるので、シャッター スピードも適度に高速になり、ブレも発生しにくくなります。
ただし、デジタルカメラの場合特に白とびしやすいので、光を反射しやすい ものや、白い花を撮る時にはストロボ発光禁止にしておくのがよいです。 多少暗めでも後から画像処理で修正できます。 また、ペットの目とかが赤目現象が起きたりします。
ストロボは日中の明るいなかでも効果を発揮します。例えば明るい野外で 人物を撮影するときに、ストロボを使用すると、人物が浮き上がり、背景と バランスがとれた撮影(デーライトシンクロ)が可能になります。 ストロボによって明るさを補正できますので、逆光での撮影にも有効です。 そのほかにもストロボを人物の顔に当てることで、目にキャッチライトと 呼ばれる反射を発生させ、顔を引き立たせるといった表現も可能です。 「強制発光」を使うことで明るい所でもストロボが使えます。

● ガイドナンバー (guide number =GN)
ストロボ(フラッシュ)は性能を持っている。それは「ガイドナンバー=絞り×光源距離」で計算される。ガイドナンバー28のストロボを使う場合、ISO感度100で絞りをF8にすると3.5mに届くことになる。絞りをF4にすると、7mまで届く。2灯のGNは1灯の1.4倍、3灯のGNは1灯の1.7倍、4灯のGNは1灯の2倍になる。

フラッシュの有効範囲は、ガイドナンバー ÷ 開放F値で求めることが できます。(ISO感度100の場合)一般的なデジカメのGNは9-11の間程度 望遠側の開放F値の値は 4 〜 5.6 の機種が多いので 望遠側で撮影する場合、フラッシュの有効範囲は2m程度に なります。

 ⇒ 写真の撮り方

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