Subject : EFレンズ
EFレンズ
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EF レンズは Canon EOS 用に開発された AF (Auto Focus: 自動焦点、全自動
でピントが合ってくれる機構)レンズの総称です。
被写体との距離、絞り、シャッタースピード、焦点距離の情報などあらゆる情報をカメラボディーと共有し最適な撮影環境を造り上げる電子機器のかたまりのようなレンズです。
レンズの種類も多数有り、欲しいレンズが必ずあるでしょう。
- ● イメージスタビライザー(Image Stabilizer)
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失敗写真の原因の一つ、手ぶれを和らげるためにキヤノンは手ぶれ補正機構としてイメージスタビライザー(略称:IS)を開発した。これはジャイロセンサを用いて振動を検知し、レンズの一部を動かして振動を軽減する仕組みである。通常手ぶれのない写真を撮るためには目安として「1/焦点距離」秒以上のシャッター速度が必要とされている(例:焦点距離が50mmのレンズでは1/50秒以上)。ISを備えたレンズではシャッター速度に換算して2〜4段分の補正効果がある。
- ● USM(超音波モータ)
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キヤノンはカメラ用超音波モータを初めて商品化したメーカーである。キヤノンでは超音波モータを略してUSM(Ultrasonic Motor)と呼ぶ。初めてUSMを採用したレンズは1987年に発売されたEF 300mm F/2.8L USMであった。USMを搭載したレンズは高速かつ静かに作動し、消費電力も少なくてすむ。 現在キヤノンが採用しているUSMにはリングタイプUSMとマイクロUSMの2種類がある。リングUSMではフルタイムマニュアルフォーカスが使用できる。これはレンズをオートフォーカスモードからマニュアルフォーカスモードに切り替えることなくマニュアルでのピント調節ができる機構である。また、性能と効率の点でもリングタイプUSMが好まれる。それに対しマイクロUSMは安価なレンズに利用されている。
USMを採用したレンズは、鏡胴に金色または銀色の帯がペイントされていることで識別できる。またレンズキャップにも「ULTRASONIC」の文字が入る。
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写真の撮り方
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