Subject  : 接着剤の種類

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 接着剤の種類
 接着剤の種類は多く500種類以上有ると云われます、接着する素材の種類、その特性、破断の状況を把握し接着剤を選ぶことが大切です。。
種類 特徴 用途
木工用
(酢ビ樹脂系エマルション)
・白色の液状で乾くと透明になる
・木工作業に便利
・高湿度や60℃以上の高温は不向き

・完全固化に5〜6時間要するので、仮押さえをする。

手芸用・壁紙用
(共重合エマルション)
・木工用より粘度が高く、初期接着の強さが出やすい。 ・紙、布など染み込みやすい素材の接着に適している。
一般工作用
(セルローズ系)
・透明で乾きが速い。 ・紙、木、竹、セルロイド、皮などの工作や修理用として使える。
プラスチックモデル用
(スチロール系)
・透明で粘度が低く、固化時間は数秒〜数分と短い。 ・スチール樹脂同士専用の接着剤。
ゴム・皮・布用
(合成ゴム系)
・固化後も皮膜に柔軟性があり、耐水性もある。 ・ゴム、皮、布などのほか、木、硬質プラスチック、金属などの接着のも適する。
軟質塩ビ用
(塩ビ樹脂系)
・透明で乾きが速い。
・固化後も皮膜に柔軟性があり、耐水性もある。
・軟質ビニール専用の接着剤。
高質塩ビ用
(塩ビ樹脂系)

セメダイン 塩ビパイプ用
・透明で耐水性に富んでいる。 ・硬質塩ビ専用の接着剤で、塩ビ雨どい、硬質塩ビパイプ、塩ビ波板などの接着に使用する。
タイル・コンクリート用
(酢ビ溶液系)
・高粘度の接着剤。
・耐水性はあまり強くないため、水おかかる所は避ける。
・コンクリートとコンクリート、モルタル面、コンクリート面にタイル、木、金属、陶器、テックス板などを接着する時に使用する。
金属・ガラス用
(エポキシ系)
・主剤と硬化剤の2液を混合し、化学反応で硬化する2液混合型。
・耐水性、耐油性があり、80℃位の熱にも耐える。
・接着力が強く、長時間の強い荷重にも耐える反面、瞬間衝撃力には弱い。
・金属、ガラス、陶器、コンクリート、木材、硬質プラスチックなど広範囲な材質の接着に適している。
・てん接着にも使える。
金属・
ガラス

(エポ
キシ
系)
速硬化型 ・混合すると同時に硬化が始まる。 ・すぐ、固まるので、大きな接着面には不向き。
水中硬化型 ・水中でも硬化するタイプ。
・耐水性が非常によい。
・池、浴室、水路など、常に濡れている所や、完全に乾燥できない所に使える。
パテ型 ・パテ状になっており、主剤と硬化剤をよく練り合わせると硬化が始まる。 ・陶器、コンクリートなどの欠損部分の充てん接着用として使える。
高粘度速硬化型 ・粘度が高いので、垂直面に塗っても流れない。 ・金属、ガラス、陶磁器、石材、硬質プラスチックなどの接着に適する。
瞬間接着剤
(シアノアクリート系)
・材料の表面に付着している微量な水分と化学反応により硬化する。
・3秒〜3分で硬化する。
・小さな面積の接着に便利。
・ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質塩ビ、シリコーン樹脂、フッ素樹脂ガラスには使用できない。
ホットメルト
(熱溶融型接着剤)
・常温では固体で、熱を加えることによって液化し、塗布後冷えて固まる時に接着する熱溶融型。 ・シート状、粉状は主に布用の接着剤で、スティック状は紙、皮、木、に使用できるものがある。

 ⇒ 塗料の種類と特徴

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