- フラッシュメモリカードとは不揮発性(電源がなくても内容が消去されない)の
小型メモリー装置全般を指します。デジタルカメラが普及するのにこの
フラッシュメモリカードが大活躍しました。また、メモリカードリーダー・ライター
があればフロッピーディスクやMOディスクなどの替わりに、携帯用のメモリと
しても使用できます。また、PCMCIAソケットを使用する場合は各種アダプタが
発売されています。多くの場合はそのままリムーバルディスクのように扱えます。
コンパクトフラッシュ(CompactFlash、CFカード)
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SanDisk社が提唱した規格です。フラッシュメモリとそれをコントロール
するコントローラを内蔵していることで、このコントローラが駆動電圧をコントロール
するので3.3Vおよび5Vのどちらの電圧でも駆動します。
コンパクトフラッシュはカードの中に基本的なコントローラを内蔵しているので、
SCSI、モデム、記憶デバイス等々何でも接続できるPCMCIA用の規格と、機能的にはほぼ同等
に用いることができます。
キヤノンやニコンのデジカメなどに採用されていました。価格は少し高めですが
512MBのような大容量のものがあります。
スマートメディア (SmartMedia)
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切手くらいの大きさで、薄く(0.76mm)、軽い(2g)ことが特徴です。
ですから扱いを慎重にやらないと壊れやすく、電極部が表にでているので、
汚れや静電気に弱いようです。私のスマートメディアも何個か、読み出し不良になって
しまいました。フロッピーディスクのようなフラッシュバスを用いると簡単に
読み出すことができます。
メモリースティック
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1998年にソニーが提唱した規格です。他のメーカーではほとんど使われて
いません。薄く細長い棒みたいな形をしています。
抜き差しはやりやすく、扱いやすいようです。
そのほかにもメモリースティック Duoなどがあります。
マルチメディアカード(MMC)
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ほぼ切手サイズという、メモリーカードのなかでも最小クラスの製品です。
パナソニックやコニカ、ミノルタなどのメーカーが採用しています。
デジタルカメラ以外にも、対応するDVカメラや携帯電話、オーディオ
プレーヤーなどでも使用できます。
SDメモリーカード
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MMCとの互換性を持ったメモリーカードです。MMCと同じく、パナソニックや
コニカ、ミノルタなどのメーカーが採用しています。本体には、誤消去を
防止するスイッチや著作権保護機能を搭載しており、デジタルカメラ以外にも、
対応するDVカメラや携帯電話、オーディオプレーヤーなどでも利用できます。
xDピクチャーカード
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オリンパスと富士写真フイルムが共同開発した、最小サイズのメモリーカードで、
スマートメディアの後継製品です。
MMCやSDメモリーカード、xDピクチャーカードなどをCFカードへ変換する
アダプタもあり、CFカード対応のデジタルカメラで使用することができます。
デジカメ用メモリカードはPCでディレクトリィを作ったりファイルを書き込まないようにしましょう!