MO（Magneto Optical）

MO（エムオー）は、フロッピーディスクより少し厚い記録メディアで、 光磁気ディスクとも呼ばれています。書き換え可能で､ リムーバルディスクと 呼ばれたりします。そして、MOディスクにデータを読み書きする 機器をMOドライブといいます。
MOドライブでのデータ書き込みにはレーザで熱を加えて磁気ヘッドで磁気方向の反転を しやすくした状態で、磁気の方向を反転させることでデータを記録します。 ＣＤ-ＲＷよりはメディアの値段はかなり高いですが、データ記録の信頼性は高いです。
初期のMOは、最大128MBの記録容量でした。その後、230MBと640MBが登場しています。 今は、1.3GBおよび2.3GBに対応したGIGAMO（ギガモ）も出ています。

　オーバーライトMO

従来のMOドライブでは、データの記録に消去・記録・ベリファイの3ステップが 必要になります。これが、MOの書き込み速度が遅い原因でした。 オーバーライト方式は、この方式の消去プロセスを記録プロセスと同時に行う 方式を指します。今まで3ステップ要していた物が2ステップで済むので、 書き込み速度が従来の方式に比べて向上する事になります。 オーバーライトを利用するには、オーバーライトをサポートしたドライブ及び オーバーライト対応のメディアが必要です。オーバーライト方式で記録した メディアは、従来の方式のドライブで読めない場合がありますので、注意が 必要です。