Subject   : MBR(Master Boot Record)

カテゴリー  : パソコン > 周辺機器 


 MBR(Master Boot Record)
ハード・ディスク・ドライブの先頭セクタに配置され、パソコンの 起動時にBIOSによって最初に読み込まれるデータ記録領域。 マスタ・ブート・コードとパーティション・テーブルが格納されています。  マスタ・ブート・コードは、システムの起動時にBIOSが読み出し、 実行する小規模なプログラムです。 通常は、OSを起動するためのプログラムの読み出しに使われます。 MBRが常にハード・ディスクの先頭セクタに配置されるのは、 ディスクの構成や容量に関わらず、BIOSによる読み出しを容易にする ためです。そのうちマスタ・ブート・コードで使用するのは、前から 446バイトです。 MBRがウィルスやソフトの暴走,操作ミスなどで書き換えられると、 システムが正常に起動できなくなるほか、データを失うこともあります。

● パーティション・テーブル
1台のハード・ディスク・ドライブを分割して利用するために使用する情報 です。 現在一般的なパソコンでは、1台のハード・ディスク・ドライブにつき 四つのパーティション・テーブルが記録されています。 一つのパーティション・テーブルのサイズは16バイトです。 そのパーティションが起動可能かどうかを示す起動識別子,開始ヘッド番号, 開始セクタ番号,開始シリンダ番号,フォーマット形式を表すシステム識別情報, 終了ヘッド番号,終了セクタ番号,終了シリンダ番号, LBA表記による開始ブロック・アドレス(4バイト), パーティションに含むブロック数(4バイト) が記録されています。

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