Subject   : スキャナ(scanner)

カテゴリー  : パソコン > 周辺機器 


 スキャナ(scanner)
紙から図形や写真を読み取って、画像データとしてパソコンに転送する装置。 読み取る対象の紙などに光を当て、反射光をCCDなどで読み取って デジタルデータに変換します。 読み取った画像は点の集まりとして表現されるため、どのくらい細かく画像を 読み取るかの性能指標としてdpi(dot per inch)が使われます。 300dpiなら1インチを300の点の集まりとして読み取ります。この値が高いほど、 原画に近い精細な画像が得られますが、ファイル容量は大きくなります。 コピー機のように原稿を固定して読取装置を動かすフラットベッドスキャナ、 POSシステムのバーコード読み取り機のように、原稿を固定して読み取り機を 手動で動かすハンディスキャナなどいろいろな種類があります。

● フラットベッドスキャナ
コピー機のように原稿をガラス台に固定し、下から光を当てて読取装置を動かして画像を読み取るスキャナ。スキャナとしては最も一般的なタイプである。原稿が固定できるため高い精度で読み取ることができるが、最大用紙サイズに応じて筐体も大きくなるため、他のタイプに比べて設置面積が大きくなる。パソコンとの接続には、安価な製品ではパラレルポートが、業務用など高性能な製品ではSCSIが使われる。一部の業務用製品では、オプションの装置を取り付けるとフィルムスキャナとして利用できるものもある。近年では低価格化が進み、最大用紙サイズA4で読み取り解像度600dpi程度の製品が1万円程度で販売されている。

● フィルム・スキャナー (Film Scanner)
35mmやAPSなどのフィルムをスキャンできるもの。上記のものであれば、フラットベッド・スキャナーより解像度が高い。2800dpiなどが中心。

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