Subject : PCカード(PC Card)
カテゴリー : パソコン > 周辺機器
PCカード
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アメリカのPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association )と
日本のJEIDAが共同で策定した、ノートパソコン向けの拡張カードの統一規格。
フラッシュメモリカードやハードディスク、SCSIカード、LANカード、
モデムカードなどに利用される。
JEIDA 4.2とPCMCIA 2.0の後継規格にあたり、1枚で複数の機能を持った
マルチファンクショナルカードのサポートや電力管理機能の強化、
32ビット幅のバス(データ伝送路)であるCardBusの採用、
3.3V駆動のサポートなどの仕様が追加された。
PCカード規格はカードの厚さによってType I、Type II、Type IIIの3つの種類がある。Type Iは厚さ3.3mmで、メモリカードなどに使われる。Type IIは厚さ5mmで、もっとも広く普及しているタイプである。Type IIIは厚さ10.5mmで、ハードディスクなどに使われる。
ノートパソコンの側面などにある、PCカードの差込口をPCカードスロット
といいます。Type II対応のスロットはType IのPCカードも扱える場合が多い。Type IIIカードは他のタイプのカードの約2倍の厚さがあるため、Type III対応スロットは、縦に二段に分けることでType IやIIのPCカードを二枚扱える。Type III(もしくはType I/IIを2枚)対応のスロットが一般的です。
小型のモバイルPCではType II対応のスロットが一つだけというものもあります。
- ● ピーシーカードアダプタ
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PCカードより小さいカード型の機器をPCカードスロットに接続するために用いられるアダプタ。もしくは、PCカードスロットのないパソコンに接続して、PCカードを使えるようにする外付けPCカードスロット。(PCカードリーダ, PCカードリーダ/ライタ )
前者は、特にSmartMediaなどのメモリカードを接続するために使用されることが多い。Type II対応の、5mm厚のものが一般的である。
後者(外付けPCカードスロット)は、主としてデスクトップ型のコンピュータでPCカードを使うために用いられる。「PCカードドライブ」と呼ばれることもある
⇒パソコンとは?
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