Subject : 文字の大きさ
カテゴリー : その他
ポイント
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活字の大きさを表す単位として、ポイント(Point)がよく用いられます。
日本の活字は号数制をとっていましたが、現在では1ポイントは72分の1インチで
約0.35mmとする、アメリカ式ポイント制(Anglo-American point system)を
JISで活字規格として採用しています。
また、イギリス以外のヨーロッパでは、ディドー式ポイント制
(Didot point system)が一般的で、単位はシセロで、1シセロは12ディドー・ポイントに
相当し、4.511mm、つまり12.835ポイントです。
DTPでは、「ポ」「pt」と略記し、ポイントが主流で用いられます。
1pt=0.35146mm角=1/72inch角。
パイカ (pica)
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組版の測定単位の1つです。1picaは12pointで0.166inch。6picaは、約1inchで
72pointです。
号
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鯨尺1分(約3.69mm)角の活字を5号とする。これを基本として、その1/4が7号、
4個分の大きさが2号、16個分が初号。4号と6号は、5号との関連がなかったので、
これを改良して、新号数制が考案されましたが、現在はあまり使われていません。
5号の1.25倍を新4号とし、0.75倍を新6号としました。
また清朝活字は独自の清朝号数で表します。
倍(ばい)
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新聞活字に使われる単位。本文用の約10対9の偏平活字(2.235mm×2.794mm)の
天地の高さを基準にしています。1倍は2.235mm、1.5倍は3.350mm、
2倍は4.470mm、4倍は8.940mm。新聞では、記事の内容によって、
見出しの通し段が異なるので使用できる文字数も変わります。
例えば、1倍だと1段に10字、1.5倍だと1段に8字、2倍だと1段に5字。
4倍だと2段に6字で3段だと9字入る。6倍だと3段に7字、4段に9字となります。
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