Subject   : ボランティア

カテゴリー  : その他  


 ボランティア
ボランティアの定義は、「時間の贈与」「自由選択」「無償性」の三要素を含む 、他の人々や社会のために働く活動です。
人によってボランティアの定義は異なりますが、「自発性」・「無償性」・「公共(益)性」 が重要です。よろこんで自らの時間や労力、知識や能力を使うことが大切で、 金銭のみの提供はボランティアとはいいません。
ボランティアのキーワードは、 自らの自由な意志によって(自発性) 、 主体的に、責任を持って参加し(主体性、責任性) 、 金銭や名誉などの報いを目的とせず(無償性) 、 人々や社会のために働き(利他性、社会性)、 人々と痛みや喜びを分かち合い(相互性) 、 継続的に(継続性)、活動すること、 などが上げられます。
 「自発性」は、自らの「おもい」 に基づいて行動するもので、誰からの 強制を受けるものではありません。 自らの「おもい」によって、自分にできることをする。
「無償性」は、活動の対価として、報酬を得ないということです。 (交通費や実費程度の支給がある場合もあります)
「公共(益)性」は、自分勝手な活動ではないということです。活動には、 人や自然など絶えず相互関係がありますから、常に互いの立場を尊重しながら 行動することが大切でしょう。
行政機関などが対応できない、地域社会の中の新しい課題など、 ボランティアが創意と工夫をもって取り組むことも課題になります。
そして、自分と同じ「おもい」をもつ人達と出逢ったときに、その行動はより 広がりをもって、人々の幸せにもつながります。さらには地域社会全体を 支えていく大きな力にもなるのです。
ボランティア(活動)は、自らの「おもい」の表現の方法のひとつといえます。 自分の「おもい」と「現実」との葛藤、憤り、様々な困難があるかもしれません。 また、自分の「おもい」で行動するわけですから、その行動に対する責任は、 当然自分で負わなければなりません。 しかし、ボランティア(活動)は、いろいろな経験や出逢い ができる機会 であり、自分の世界を広げることができる場所でもあるのです。 自分が満足できて、他の人々にも喜んでもらえるのは最高の楽しみだと 思いませんか?

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]