系統 | 宗派名 | 開祖・別名 | 生年-没年 | メモ |
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奈良仏教系 | 法相宗 | 唯識三年倶舎八年 | ||
律宗 | 経・律・論の内、律を中心とする。 | |||
華厳宗 | ||||
密教系 | 真言宗 | 空海 弘法大師 | 774-835 | 曼荼羅的な思想が中心。教典は大日経と金剛頂経が中心。本尊は大日如来。 |
密教& 法華系 |
天台宗 | 最澄 伝教大師 | 767-822 | 円、密、禅、戒、どれも大切にする(四宗融合)。朝は法華経中心、夕方は阿弥陀経中心で勤める。 |
法華系 | 日蓮宗 | 日蓮 立正大師 | 1222-1282 | 法華経中心。本尊はお釈迦様、大曼荼羅、日蓮聖人。 |
浄土系 | 浄土宗 | 源空 法然上人 | 1133-1212 | 念仏を唱えることで極楽往生する。浄土三部経は無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経の三つ。本尊は阿弥陀様。 |
浄土真宗 | 親鸞 見真大師 | 1173-1262 | 他力回向の理論。本尊は阿弥陀様。 | |
融通念仏宗 | 良忍 聖應大師 | 1072-1132 | 毎日百遍の念仏を唱えること(日課念仏)が修行の根幹。本尊は十一尊天得如来。教典は華厳経と法華経が中心。 | |
時宗 | 智真 一遍上人 | 1239-1289 | 念仏すなわち往生という考え。教典は阿弥陀経が中心。本尊は阿弥陀様または南無阿弥陀仏の書。 | |
禅系 | 臨済宗 | 栄西 | 1141-1215 | 教典や教えに依存せず相手の心に直接働きかけ、その本質を悟らせる。色々な仏様や神様を祀る。 |
曹洞宗 | 道元 承陽大師 | 1200-1253 | 坐禅を修行の基本として、修行の威儀作法を重視する。本尊はお釈迦様。教典は道元が書いた正法眼蔵(しょうぼうげんぞう) | |
黄檗宗 | 隠元 真空大師 | 1592-1673 | 明治9年 臨済宗黄檗派から黄檗宗に。 |