Subject   : 音楽の三要素

カテゴリー  : 人文  


 音楽の三要素
 音楽の基本は次の三要素から成り立ちます。
1,旋律(メロディー)・・・音階
2,和音(ハーモニー)
3,拍子(リズム)

● 音階
メロディーの基本になる音階とは高さの違う音を規則的に配列したものを言う. 一般的には「12等分平均律音階」というもので,1オクターブを12等分した音階になっています.各音間の周波数比が 2の12乗根=1.059463・・です.平均律音階は転調が自由に出来る利点があります。

平均律音階の構成 (#=半音高い音=黒鍵の音)は以下のようです。

C# D# F# G# A#






● 長音階と短音階
 規則正しい平均律音階をそのまま弾いたのでは只のピポパですから,音楽にはなり ません.ハーモニーになる音階で弾くと音楽になるのです.
 長音階(major scale)
  例:C(ハ)を主音(基音)とし,2度ずつの音階を使うものをハ長調という.     (3・4音間と7・8音間が狭い..いわゆる半音です)明るい曲想になる.行進曲などに使われる.
 短音階(minor scale)
  例:A(イ)を主音とし,2度ずつの音階を使うものをイ短調という.     (2・3音間と5・6音間が狭い)   暗い悲しい感じの曲になる.演歌などに多い.
 度という単位が出て来るが,音の隔たりの単位.

● 和音
通常,3度ずつ,2つ以上の音を積み重ねたものを和音という.
 (3度とは五線符の各線間に相当する)
基音の上に3音目の音・5音目の音・・と重ねるのです.
 例:一般的な「ドミソ」の和音はCメジャー(Cと表記),,,
 そしてドミソのミ音を半音下げた和音(ミの左側の黒鍵を押す)はCマイナー(Cm)と呼ばれるのです.
メジャーコードは長音階の曲に,マイナーコードは短音階の曲に多く使われます.
 ⇒ 音楽のリズムの種類

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