Subject : ユーロ圏
カテゴリー : 世界からの情報
ユーロ圏
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ユーロとは、欧州連合における経済通貨同盟で用いられている通貨。ヨーロッパでは22の国で使用されている。この22か国のうち16か国が欧州連合加盟国である。
ユーロはアメリカ合衆国ドルと並んで世界でもっとも重要な通貨の地位を有しており、第2の基軸通貨と呼ばれることも多い。
2009年1月1日にスロバキアが導入したことで、ユーロを法定通貨としているのは欧州連合加盟全27か国中16か国となっており、これらの国々はユーロ圏と呼ばれている。
1999年1月1日に決済通貨として導入されたユーロは、3年後の2002年1月1日に現金の流通が開始される。これによってユーロは、導入国の従来の通貨に替わって法定通貨となった。ユーロ硬貨はユーロ圏16か国のほかに、合意によって認められている3か国がそれぞれ鋳造しており、裏面は各国で独自のデザインを採用している。ユーロ紙幣のデザインは統一されているが、紙幣に印刷されている番号の先頭の文字によって、その紙幣の印刷された国が判別されるようになっている。
1999年にスタートした欧州連合(EU)の通貨統合で採用された単一通貨。99年に11カ国で始動し、2001年にギリシャが参加。2007年1月から中欧勢で初めて、13カ国目としてスロベニアが参加した。2007年7月10日に欧州連合加盟国の財務相は、キプロスとマルタのユーロ圏入りを承認した。これによりユーロを導入した欧州連合加盟国の数は15となり、さらに2009年1月1日にはスロバキアがユーロ導入を果たしたことでその数は16となった。
イタリアやギリシャではユーロ流通開始をきっかけに便乗値上げが横行し、社会問題化した。各国通貨とユーロの交換レートは98年末の欧州通貨単位(ECU)の水準を基に決定され、ECUは99年1月の通貨統合からユーロにそのまま切り替わった。ユーロ参加には「財政赤字が国内総生産(GDP)3%以下」など5項目の条件があり、運用は厳格。厳しすぎるとの批判がある一方で、ユーロ参加圏の景気悪化も問題になっている。
⇒
ユーロネクスト(Euronext)
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EU機関のサイト
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