Subject   : オブジェクト指向言語

カテゴリー  : パソコン > ソフト > プログラム 


 オブジェクト指向言語
もともとコンピュータプログラムは「手続き型」として進化してきました。 「手続き型」では、データとその操作は独立しています。 それに対し、データとその処理や操作をひとつのもの(オブジェクト) として捉える考え方がオブジェクト指向です。 複雑なものも直感的に理解しやすくなり、より現実に近くなります。 オブジェクト指向のプログラミング言語としては、 C++やJavaなどがあります。 オブジェクト指向の考え方に基づいてソフトウェアとしては 、データベース、分散オブジェクトソフトウェアなどに 利用されています。
  • C++
  • Java

「ある事象をオブジェクトという単位で分解・整理して、認識・再現すること」です。つまりプログラミングならば、「最終的に作りたいシステム」が事象となり、このシステムをオブジェクトという単位に分解して、コンピュータ上で再現することがオブジェクト指向プログラミングになります。
オブジェクトを定義する方法として、クラスという概念を用います。というのは、全てのオブジェクトにはクラスという雛形が必ず存在し、その雛型を実体化することでオブジェクトは生成されます。
Java や C++ のオブジェクトは必ずクラスが存在し、メンバもクラスの定義から逸脱する事ができません。また、オブジェクトはクラスから実体化されるのでインスタンスと呼ばれます。

● オブジェクト指向プログラミング (OOP:Object Oriented Programming)
オブジェクト指向プログラミングとは、コンピュータプログラムの構造、構成法の一つで、関連するデータの集合体と、それを操作する手続きを「オブジェクト」(object)と呼ばれるひとまとまりの単位として一体化し、オブジェクトの組み合わせとしてプログラムを記述する手法。

オブジェクト指向プログラミングではオブジェクトの定義と、オブジェクト間の関係、相互作用を記述することによりプログラムを構築していく。異なるプログラムを組み合わせたり、後で部分的に再利用したりするのが容易になるという特徴があり、現代では多くのプログラミング言語にオブジェクト指向的な記述を可能にする仕様が取り入れられている。

   ⇒ プログラム言語

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