Subject   :CORBA(Common Object Request Broker Architecture)

カテゴリー  : パソコン > ソフト > プログラミング 


 CORBA(Common Object Request Broker Architecture)
CORBAとは、OMGが定めた分散オブジェクト技術の仕様。

異機種分散環境上のオブジェクト(プログラム部品)間でメッセージを交換するためのソフトウェア(ORBと呼ばれる)の仕様を定めている。具体的には、ORBの基本構造や、プログラミング言語からORBを利用する際の手順、異なるORB間で相互にメッセージを交換する際の規定などを定めている。

● ORB(Object Request Broker)
ORB(オブジェクトリクエストブローカ)とは、異なるコンピュータ上して実行されているプログラム間で、データや処理要求などのメッセージをやりとりするための仲介を行なうソフトウェア。

分散オブジェクト技術の中核となるソフトウェアで、ORBを利用することで、離れた場所にあるコンピュータ上で実行されているプログラムの機能をあたかも自らの機能であるかのように呼び出して利用することができるようになる。

ORBによる通信を行うには機能を提供するソフトウェアと利用するソフトウェアの双方が共通のORB規格に従って設計されている必要がある。業界団体のOMG(Object Management Group)がOSの種類などに依存しない規格であるCORBAを策定しているほか、Windows環境におけるDCOMやJava環境におけるJava RMIが有名。

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