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がんによる死亡でもっとも多いのが肺がんです。1998年より胃がんを 抜いてがん死亡のトップになりました。
肺ガンは、発生する場所によって二種類に大別できます。ひとつは、気管支の抹消や肺葉の奥にできる肺野型、もうひとつは太い気管支にできる肺門型です。 肺野型は X線撮影で発見しやすいのですが、肺門部にできるものは心臓の陰に隠れているため、 X線ではなかなか発見できません。その代わり、肺門型は、痰の検査や内視鏡で発見できます。肺野型に比べて症状が現れやすいので、早期発見がしやすいという特徴もあります。
肺がんは喫煙と深く関係していますが、日本人の喫煙率の高さがその 背景にあります。肺がん予防にはまず禁煙です。
肺がんの症状は ○体重減少・背部痛 ○咳(嗄声) ○発熱・呼吸困難 ○胸痛 ○血痰 ○リンパ節の腫れ などです。
自宅で痰をとり、検診先に持参し、顕微鏡でがん細胞の有無を調べる。
胸のレントゲンを撮影する。