Subject : 肝臓がん

カテゴリー: 健康・医療情報 > がん


 肝臓がんとその症状

 日本での男性の肝細胞がんによる死亡数は3番目に多く、女性は男性の約1/5と少ないのが特徴です。

肝臓がんの症状は ○食欲不振、全身倦怠感  ○腹痛、腹部の圧迫感 ○黄疸、腹水、貧血など

 検査方法
  1. CT、MRI:

CTはコンピュータ断層撮影。からだの断面、対象臓器などを断層状に連続的に 撮影し、内部の異常を調べます。
MRIは、磁気共鳴映像法。強い磁力をかけることでCTと異なり、からだの あらゆる方向からの断層像が得られます。

  2. 超音波検査:

検査する臓器のある場所の体外から(肝臓なら腹部)ゼリーを塗り、プローブを あて内臓の状態をモニターで見ながら検査します。痛みはありません。

  3. 腫瘍マーカー:

血液検査の一種。それぞれのがんが生み出す特殊な物質が血液中に入るため、 それを検出することでがんの発症を検査します。
しかし、多くの腫瘍マーカーには、がんに関係なく増えるなど、不確実な ところがあり、これだけでがんの有無を診断することはできません。

 肝臓がんになりやすい人
○ B、C型肝炎ウイルス陽性の人 (B、C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎、あるいは肝硬変の患者さんは ハイリスクのグループ。 肝硬変、AST(GOT)、ALT(GPT)の変動の 大きい人は3カ月ごと、変動がない人は6カ月ごとに検査しましょう)
○ 40〜60歳代に多く、発症年齢の平均は55歳

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