Subject : 膵臓(すいぞう)がん

カテゴリー: 健康・医療情報 > がん


 膵臓がんその症状

 難治性のがんで外科切除術以外に有効な治療法が確立されていません。 膵臓がんの9割は、膵臓で作られる消化液を十二指腸に送り出す膵管に 発生します。

膵臓がんの症状は
 ○ 腹痛(みぞおちの辺り)、背中の痛み 
 ○ 体重の減少
 ○ 腹部の腫れ
 ○ 黄疸:皮膚や目の白い部分が黄色になる
 ○ 便が白っぽくなったり、尿の色が赤茶色になる 
 ○ 皮膚のかゆみ 
など。

 検査方法
  1. CT、MRI:

CTはコンピュータ断層撮影。からだの断面、対象臓器などを断層状に連続的に 撮影し、内部の異常を調べます。
MRIは、磁気共鳴映像法。強い磁力をかけることでCTと異なり、からだの あらゆる方向からの断層像が得られます。

  2. 超音波検査:

検査する臓器のある場所の体外からゼリーを塗り、プローブをあて内臓の 状態をモニターで見ながら検査します。痛みはありません。

  3. 腫瘍マーカー:

血液検査の一種。それぞれのがんが生み出す特殊な物質が血液中に入るため、 それを検出することでがんの発症を検査します。 しかし、多くの腫瘍マーカーには、がんに関係なく増えるなど、不確実な ところがあり、これだけでがんの有無を診断することはできません。

 膵臓がんになりやすい人
○ 男性に多く、60歳代がもっとも多い(どんな人がなりやすいか、まだよくわかっていません)

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