Subject : 乗り物酔いの薬
カテゴリー: 健康・医療情報
乗り物酔いの薬
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乗り物酔いを防ぐ薬の多くは抗ヒスタミン薬です。これらは処方されることもありますが、店頭でも購入できます。乗り物酔いの薬は、30分から1時間前に服用するのが最も効果的です。
多くの場合、乗り物酔いの薬は眠気を催し、注意力が減退します。実際に、乗り物酔いの薬の1つである抗ヒスタミン薬ジフェンヒドラミンは、ほとんどの市販の睡眠補助薬で有効成分になっています。運転など注意力や集中力を必要とする活動を行う人はすべて、乗り物酔いの薬を服用すべきではありません。アルコールや睡眠補助薬、精神安定薬などの眠気を催し注意力を減退させる他の薬と、乗り物酔いの薬を一緒に服用してはいけません。
乳児やごく年少の小児は興奮することがあるので、医師の監督指導がある場合以外は、乗り物酔いの薬を使うべきではありません。年少児は投与量が多すぎると幻覚やけいれんを引き起こし、ときには命にかかわることさえあります。
乗り物酔いの薬を小児に使用する場合の注意
有効成分 |
投与してはいけない小児 |
メクリジン |
12歳未満 |
シクリジン |
6歳未満 |
ジフェンヒドラミン |
6歳未満 |
ジメンヒドリナート |
2歳未満 |
高齢者や妊婦、授乳中の女性は、抗ヒスタミン薬を含むあらゆる薬を服用する前に、医師に相談した方がよいでしょう。閉塞隅角緑内障や心臓病、便秘、前立腺肥大のある人も同様です。
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乗り物酔い
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