病名 | メモ |
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亀頭包皮炎 | 陰茎の先端が発赤してかゆかったり、痛くなったり、ときには はれたりします。包茎のために亀頭部が不潔になるからです。 他の原因はピリン疹その他の薬疹でおこる場合です。また、陰部 ヘルペスの合併症としておこりますが、このときは痛みが激しくて、 治りにくいものです。 |
陰嚢水腫 (いんのうすいしゅ) |
睾丸か副睾丸に炎症があって二次的に体液が陰嚢の一部に たまります。 陰嚢の一部がふくれて、触れると液体がその中にたまっているのが わかります。 |
睾丸回転症 (こうがんかいてんしょう) |
睾丸を下げている精索が突然180度あるいは360度もよじれる 病気です。 精索がよじれると華丸にいく血管が閉鎖して、乏血状態になります。 |
精液瘤 (せいえきりゅう) |
性機能が盛んな年ごろに、睾丸の後ろ上方の小さく丸いしこりが できることです。 これは、副睾丸、精管に嚢腫とよばれるこぶができて、 その中に精液がたまったものです。 苦痛がないので、知らずに経過する場合が多いようです。 |
副睾丸炎 (ふくこうがんえん) |
急性症と慢性症があり、急性症は、細菌感染によるので、多くは 尿道炎、勝胱炎、前立腺炎などのときに併発します。 寒けとふるえ、とともに高熱がでます。副睾丸に痛みとはれがあり、 多くは睾丸にも炎症が波及して、陰嚢の皮膚は赤くはれあがり、 下腹部や腰部にも痛みがあります。 |
睾丸炎 (こうがんえん) |
「おたふくかぜ」に合併する急性睾丸炎は、後遺症として無精子症を おこして、男子不妊症の原因となることで知られています。 |
前立腺炎 |
前立腺が細菌によって炎症をおこしたもので、急性のものと慢性の ものがあります。 急性の場合、いちばんはっきりした症状は発熱です。 40度をこえる高熱がつづき、これとともに肛門部に、はれぼったさと 痛みを訴えます。排尿痛・頻尿・残尿感・精液に血が混じる・ 射精時に痛む。尿は濁り、血尿がみられることもあります。 |
前立腺肥大症 |
尿の出はじめるまでに時間がかかるようになり、尿の勢いが弱く なります。 尿意もだんだんとひんばんになり、とくに就眠中にトイレに行く回数が 多くなります。 |
前立腺癌 |
血尿・排尿難・残尿感・頻尿等の症状がでる。中年以上の男性は 注意が必要。 前立腺肥大と同じような症状がでるが直腸検査で判別ができる。 |