Subject  : 重症真菌感染症の主な治療薬

カテゴリー: 健康・医療情報 


 重症真菌感染症の主な治療薬
真菌感染症に有効な薬剤はいくつかありますが、真菌はその構造と化学組成から、容易には殺すことができません。抗真菌薬は、感染症が起きている皮膚、腟、口内などに直接塗ります。重い感染症には、経口または注射で投与することもあります。治療にはしばしば数カ月を要します。

薬剤名 主な適応 副作用
アムホテリシンB さまざまな真菌感染症 悪寒、発熱、頭痛、嘔吐、
低カリウム血症、腎障害、貧血
カスポファンジン アスペルギルス、カンジダにも使用可 発熱、吐き気、血管の炎症
フルコナゾール カンジダやそのほかクリプト
コッカスなどの真菌感染症
肝毒性があるが、
ケトコナゾールより軽度
イトラコナゾール カンジダおよびその他の真菌感染症 吐き気、下痢、
ケトコナゾールより軽度の肝毒性
ケトコナゾール カンジダおよびその他の真菌感染症 吐き気と嘔吐、テストステロンと
コルチゾールの産生阻害、肝毒性
ボリコナゾール アスペルギルス、カンジダ



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