大気中の微量ガスが地表面から放出される赤外線を吸収して,宇宙空間に
逃げる熱を地表面に戻すために,気温が上昇する現象をいいます。
赤外線を吸収する気体には,水蒸気,二酸化炭素,フロンガス、亜酸化窒素、などがあります。
近年、人工源の二酸化炭素などが増加していますが、
大気中のニ酸化炭素は保温効果があり、濃度が上がれば平均気温が上昇します。
・IPCC報告(結論)
・現状のニ酸化炭素排出量はすでに地球の吸収能力を3倍オーバー
・このままでは100年後、500ppmを突破、制御不可能
・途上国の多くは先進国の生活レベルを求めて同じ道を歩んでいる
・先進国は早急にニ酸化炭素排出量を1/3以下に削減しなければならない