Subject : ビスフェノールA
カテゴリー : 環境
ビスフェノールA
- 環境ホルモンの一つ。
スタンフォード大学のチームが実験したところ2〜5ppbの
極低いレベルでエストロゲンの活性を示すことが分かりました。
ホルモンはこのように驚くべき強力な物質であることが厄介な問題を引き起こして
いるのです。
ポリカーボネートは透明で硬いプラスチックで、用途は広く、ソフトドリンクや
水の容器、食器類、哺乳壜、病院や研究所で使用するプラスチック製品に
使われていて、その多くから溶けだしているのが確認されています。
尚、ポリカーボネート樹脂はビスフェノールA分子が長く連なって出来ています。
ビスフェノールAはポリカーボネート樹脂以外のプラスチックにも含まれており、
それが缶詰の内部コーティング、びんの蓋、水道管の内張り、多くの場合食品が
入ったブリキの缶の内側にはプラスチックのコーティングがされ、
金属が溶けだし内部の食品を汚染して味などを損なわない様にされ、
紙の容器にもプラスチックがコーティングされています。
これらの容器からもビスフェノールAが溶け出すことが報告されています。
歯医者で使われる、虫歯予防のシーラントや、新しいの白い
詰め物の多くにもビスフェノールAが含まれています。
また、強力な接着剤で注目されているエポキシ樹脂はビスフェノールAが
エポキシ基によって結合した高分子です。
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