Subject : 6つの基礎食品群

カテゴリー: 生活情報


 6つの基礎食品群
私たちが毎日バランスよく、いろいろな食べ物をとるようにと工夫されたのが「食品群」という考え方です。 旧厚生省保健医療局が作成した「6つの基礎食品群」があります。 1日30品目以上を選んで、バランスのよい食事をとるようにしましょう。

働き メモ
1群 骨や筋肉を作る、エネルギー源となる 魚、肉、卵、大豆、大豆製品
2群 骨や歯を作る、体の各機能を調節 牛乳、乳製品、海藻、小魚類
3群 皮膚や粘膜の保護、体の各機能を調節 緑黄色野菜
4群 体の各機能を調節 淡色野菜、果物
5群 エネルギー源となる、体の各機能を調節 穀類、イモ類、砂糖
6群 エネルギー源となる 油脂類、脂肪の多い食品

● 1 群:魚、肉、卵、大豆、大豆製品
良質のたんぱく質の供給源となるもので、副次的にとれる栄養素として、脂肪、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2などがある
【食品例】
  魚、貝、いか、たこ、かに、かまぼこ、ちくわなど
  牛肉、豚肉、鳥肉、ハム・ソーセージなど
  鶏卵、うずら卵など
  だいず、豆腐、納豆、生揚げ、がんもどきなど

● 2 群:牛乳、乳製品、海藻、小魚類
カルシウムの供給源として重要。また、良質たんぱく質、ビタミンB2などの供給源としての役割も大きい
【食品例】
  牛乳、スキムミルク、チーズ、ヨーグルトなど
  めざし、わかさぎ、しらす干しなど
  わかめ、こんぶ、のりなど

● 3 群:緑黄色野菜
ビタミンA(カロチン)の供給源として重要。また、ビタミンC、カルシウム、鉄、ビタミンB2の供給源ともなる。
【食品例】
  にんじん、ほうれん草、小松菜、かぼちゃなど

● 4 群:淡色野菜、果物
ビタミンCの供給源として重要である。そのほかカルシウム、ビタミンB2、ビタミンB1の供給源としての役割も大きい。
【食品例】
  だいこん、はくさい、キャベツ、きゅうり、トマトなど
  みかん、りんご、なし、いちごなど

● 5 群:穀類、イモ類、砂糖
糖質性エネルギー源となる。いも類は、糖質のほかに、ビタミンB1、ビタミンCなども比較的多く含まれる。
【食品例】
  ご飯、パン、うどん、そば、スパゲッティなど
  さつまいも、じゃがいもなど

● 6 群:油脂類、脂肪の多い食品
脂肪性エネルギー源となる。 また、必須脂肪酸の供給源ともなる
【食品例】
  てんぷら油、サラダ油、ラード、バター、マーガリン
  マヨネーズ、ドレッシングなど


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