Subject   : SNMP(Simple Network Management Protocol)

カテゴリー  : インターネット・通信 > 


 SNMP(Simple Network Management Protocol)
SNMPとは、TCP/IPネットワークにおいて、ルータやコンピュータ、端末など様々な機器をネットワーク経由で監視・制御するためのプロトコル。

SNMPでは、ネットワーク管理者などが利用する、機器の管理・監視のためのコンピュータやソフトウェアをSNMPマネージャ、監視・制御下に置かれる機器やソフトウェアをSNMPエージェントと呼び、両者がSNMPで通信を行い監視・制御を行う。

SNMPマネージャはSNMPエージェントに対し、情報の送信要求や設定項目の変更要求など送り、エージェントは要求された情報を送信したり、設定変更の結果を応答したりする。また、異常発生時などにはエージェント側から能動的に通知(SNMPトラップ)が送られる。

SNMPでは機器の状態に関する情報をMIB(Management Information Base)と呼ばれるデータモデルで管理しており、マネージャとエージェントが同じMIBに基いて情報をやりとりする。MIBの項目は木構造で管理されており、基本的な項目はRFCなどで標準化されている。

● MIB (Management Information Base)
MIBとは、SNMPで管理されるネットワーク機器が、自分の状態を外部に知らせるために公開する情報のこと。RFC 1156として規定されているMIB1と、RFC 1213で規定されているMIB2があり、現在では後者を使うのが一般的。
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