Windowsのシステムで用いられるファイルの拡張子

Windowsでは一部の例外を除き、ピリオドと３文字の英字からなる ｢拡張子｣をファイルの末尾につけます。拡張子によって、ファイルの種類、 そしてファイルをダブルクリックして起動するアプリケーションが識別 されますが、システムに関するファイルはダブルクリックしても 変化がないか、時にはまずい状況になることがあります。 ファイルに勝手に変更を加えたり、削除したりすると取り返しがつかない ことになることがありますので注意しましょう。

●　システムやアプリケーションに関わるファイル

拡張子	コメント
.sys	ｓｙｓは｢Ｓｙｓｔｅｍ(システム)｣を意味します。 パソコンや周辺機器を制御するデバイスドライバ。
.drv	パソコンや周辺機器を制御するファイル。
.exe	単体で実行可能なファイル。
.dll	Windowsやアプリケーションが使うプログラムの部品となるファイルです。 ＤＬＬとは｢ＤｙｎａｍｉｃＬｉｎｋＬｉｂｒａｒｙ(ダイナミック・リンク・ライブラリ)の略です。 複数のソフトウェアで使用する汎用性のある関数やデータの 集まりをライブラリーと呼ぶが、プログラムが必要とする時に呼び出して 使うことができる。複数のプログラムで１つのDLLファイルを共有できるので、 ディスクのサイズや実行時にメモリーを節約することができます。
.cpl	コントロールパネルから呼び出され、Windowsの設定に使われる 特殊なダイナミックリンクライブラリです。
.hlp	アプリケーションの使い方｢ＨＥＬＰ｣などが記載されている。
.inf	ハードウェアやアプリケーションをインストールするために必要な デバイスに関する情報が書かれています。
.ini	ＩＮＩファイルにはアプリケーションの初期情報が記録されています。 ソフトやハードを初期状態に設定する時に使います
.fon	システムフォント　Windowsが画面表示用に使います。
.ttf	ＴｒｕｅＴｙｐｅフォント　アプリケーションで画面表示や 印刷するときに使います。
.dat	ｄａｔは｢Ｄａｔａ(データ)｣からきています。 Windowsやアプリケーションのプログラムファイルが使うデータファイルです。
.bak	bakは｢ＢａｃｋＵｐ(バックアップ)｣からきています。 この拡張子がついていれば、何かのバックアップファイルです。

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