Subject   : バッチファイル(batch file)

カテゴリー  : パソコン 


 バッチファイル
MS-DOSやWindowsで複数の処理をまとめて行う(バッチ処理)ときに使われる、 起動するプログラムを順に列挙したファイルのことです。 バッチファイルには「.BAT」という拡張子がつきます。
バッチファイルでは基本的に1行がコマンドプロンプトの1命令と扱われ、 上から順に1行ずつコマンドを実行する。 メモ帳で編集できるテキストファイルになっています。 バッチファイルに含むことができるコマンドは基本的にコマンドプロンプトと 同じですが、条件分岐や他のバッチファイルの呼び出しなど、簡単な フロー制御が可能になっています。ただし、UNIX系OSなどのシェルスクリプト よりもシンプルな文法体系になっているため、バッチファイルではあまり 複雑な操作が行えません。
WindowsにはWindows Script Host(WSH)という高度なインタプリタ機能も 用意されていますが、高機能ながら文法も複雑です。。
● Windows Script Host(WSH)
Microsoft社によって開発されたスクリプト言語(簡易プログラミング言語)。 Internet Explorer上で動作します。同社のプログラミング言語Visual Basicの サブセット(簡易版)になっており、さまざまな制限が加えられています。 Microsoft社のWebサーバであるIIS上で動作させることもでき、サーバ上で スクリプトを実行して動的にHTML文書を生成するASPの標準スクリプト言語に なっています。 また、WSHを利用して、Windows 95/98やWindows NT/2000などの環境で、 従来より強力なバッチ処理を行なうこともできます。
● シェルスクリプト
複数の処理をまとめて行なう(バッチ処理)ときに使われる、OSのシェルが 直接解釈・処理できるスクリプトのことです。
シェルスクリプトはシェルごとに独自の機能を使用して処理されるため、 起動の方法や文法はシェルによって変わります。 例えばUNIX系OS上で動作するbashシェルでは、シェルにシェルスクリプトを 引数として渡して実行したり、シェルスクリプトの冒頭に起動プログラムを 書き込んでシェルスクリプト自体を実行したりすると起動できます。
シェルスクリプトではシェルごとに独自の文法が採用されているが、 UNIX系OSのシェルは複雑な繰り返し処理や条件分岐などに対応しており、 シェルスクリプトだけでかなり複雑な処理を自動化できます。
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