Subject   : シダ植物門

カテゴリー  : 学びの館 > 生物 


 シダ植物門
維管束をもつ植物で、胞子を作ります。
維管束は、植物の体を支える働きと水分や養分を植物の各部へ運ぶ 働きがあり、維管束のおかげで植物は大型化できました。 デボン紀から石炭紀(3億6000年前〜)には、木生のものが 大繁栄して大森林を作っていた。それが現在では化石化して石炭と なっています。現存する木生シダはごく一部で、ほとんどが草本です。
分類 メモ
シダ綱 シダで一番大きなグループ(シダ植物門の9割)。いわゆる「シダ」。
トクサ綱 いわゆる「つくしんぼ」は、スギナの胞子体で、ここに含まれる。他のシダとは系統が大きく離れる。1科1属15種しか現存しない。
ヒカゲノカズラ綱 他のシダ植物門の3綱とは最も類縁が遠く、デボン紀の初期から系統が分かれたと考えられている。
マツバラン綱 現存するものは2科しかなく、他のシダとは系統が大きく離れている。系統進化の初期に系統が分かれ、細々と残っていると考えられている。絶滅した原始的なシダとの類縁が指摘されている。
 ⇒ 植物の分類

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