Subject  : 植物による皮膚炎

カテゴリー: 趣味> 園芸


 植物による皮膚炎
 楽しい園芸ですが、植物によっては、皮膚炎の原因になるものがあります。 植物による皮膚炎には花のほかに野の草、野菜、果物、香辛料などがあリます。
この皮膚炎は原因となるものが直接触れる手や腕に生じ、さらに手の指を介して顔、首などに起こることが多いのです。

発生の頻度の高いものを述べてみますと、キク、シソ、セロリ、レタスなど。 鑑賞園芸のためのものとしては、サクラソウ、シクラメン、キク、ラン、チューリップの球根など。 食用のものとして、マンゴー、タマネギ、ニンニク、セロリ、ホウレンソウなどが知られています。その他、輸入種のサクラソウやアストロメリア、果実のマンゴーによるものも増加して来ています。
西洋サクラソウによる皮膚炎はマスコミで取り上げられたことがあります。

また種類が違っていても同一抗原や交差反応によって皮膚炎を起こすことに注意する必要があリます。例えばウルシ皮膚炎を起こした人はマンゴーやギンナン、カシューナッツに、またアストロメリア皮膚炎を起こした人はチューリップの球根にかぶれることがあります。
稀なことですが、接触蕁麻疹を起こすこどがあります。トマト、メロン、ソバ、キーウィフルーツなどが報告されています。ロ腔や咽頭のみならす全身のショックまでおこすこともあります。稀なこととは言え注意する必要があります。


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