デビルズクロウ

デビルズクロウという名のハーブです。デビルズクロウは、南アフリカや 東アフリカ原産の砂漠に生育するゴマ科の植物です。 美しい紫や赤のラッパ型の花を付け、実には堅い２本の爪状の棘を持ちます。 この形状からデビルズクロウの名がついたと言われています。

関節や筋肉の傷みに効果を発揮します。 　アフリカやヨーロッパでは、およそ250年前から使用されてきました。 しかし実際、強い抗炎症性作用や鎮痛作用を持ち、関節や筋肉の痛みを 緩和することが明確となったのは、1950年ドイツにおいてでした。

　とくに関節痛の緩和においては効果が高く、海外では変形性関節炎では 患者の85％、慢性関節リューマチでは患者75％に鎮痛効果があったという 報告もあります。

　関節痛の特徴は痛みが長引くことです。このため長期に渡って薬を服用することが多く、現在日本ではその副作用が問題となっています。デビルズクロウは、このような長期使用による副作用もなく安全です。このため、ヨーロッパやアメリカでは、関節痛に悩む人がサプリメントなどで気軽に摂取し効果を得ています。

　このようにデビルズクロウは、摂取し続ることによって関節や筋肉の痛みに効果を発揮する安全なハーブですが、あくまでも健康体の人に限ってのことです。持病がある方、他に何か薬を飲んでいる方、妊娠授乳中の方などは使用を控えるか、ドクターに相談されてから使用するようにしてください。