Subject   : グラフが作れるソフト

カテゴリー  : ソフト



グラフが作れるソフト

 グラフを簡単に作りたいと思ったことはありませんか?

私は、ヒューリンクスのKaldeidaGraphがすきですが、一般的なExcelでも グラフの機能を使ってグラフを作ることができます。

 グラフには棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなどがあり、データからの これらグラフ化はとても簡単にできます。
 しかし各グラフにはそれぞれしっかりした用途や利用目的といったものが ありますので、最適なグラフの選択が大切です。
   Excelの代表的なグラフを分類してみます。

(1) 棒グラフ(横棒、縦棒、3-D横棒、3-D縦棒)
(2) 折れ線グラフ(折れ線、3-D折れ線)
(3) パイグラフ(円、ドーナッツ、3-D円)
(4) レーダーグラフ(レーダー)
(5) 面グラフ(面、3-D面)
(6) 散布図(散布図)
(7) その他(複合型、3-D等高線)


【グラフの用途】

 これらのグラフの使用例と用途についてまとめてみます((7)を除く)。


  1. 棒グラフ

      使用例 : 販売会社の売上比較、特許申請件数比較など
      用途 : ある一時点における数量の比較
    (ここで数量とはそのグラフに共通する単位で表されるもの)

  2. 折れ線グラフ

      使用例 : 販売会社の販売金額の推移、特許申請数の推移など
      用途 : ある期間における数量の推移。横軸は、時間などの連続した値であることが前提。

  3. パイグラフ

      使用例 : 販売シェア、栄養素の割合など
      用途 : 全体に対する各要素の構成比率をみる

  4. レーダーグラフ

      使用例 :各財務指標の業界平均値との比較評価、性格診断における各要素のバランス評価など。
      用途 : ある全体評価を構成する各要素間のバランスを見る。n個の要素があれば、n角形のグラフになります。
          レーダーチャートともいい、全要素が同じ評価のむきで最高になった時に、チャートが満たされるように表現します。

  5. 面グラフ

      使用例 : 在庫や販売構成商品の推移図、資産構成の推移図
      用途 : 一定期間における全体量の推移とその構成要素の量の推移を同時にみるもので、変化量が強調されるグラフです。

  6. 散布図

      使用例 : オゾン層の変化と紫外線量、微生物の薬品投与における活動変化など
      用途 : 複数のデータ系列の数値間の関係を示す。
        その関係は2つの数値群を一つのデータ系列としてXY座標にプロットする(3つ以上は不可能)。
        2次元(面)の座標にデータを置き、2つのデータセット間の関係を探索していくものです。


以上の各グラフの用途についてはExcelのヘルプにも説明があります。

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