Subject  : ローンの借り換え

カテゴリー: 得する情報


 ローンの借り換え
主に住宅ローンの用語。「借り換え」とは新たにローンを組んで、現在借りているローンを一括返済すること。現在のような低金利の時には、借り換えによってかつての高金利の時に組んだローンを低金利のローンにシェイプ・アップすることができる。公的融資から民間融資に借り換えるのが一般的だが、民間融資から民間融資に借り換えることもできる。ただし借り換え先に公的融資を利用することはできない。
 新たにローンを組むことになるため、保証料などの諸費用がかかる。諸費用の金額は借入金額や返済期間によって異なるが、10万〜70万円程度が一般的。 金利が大きく下がっているときは借り換えがとてもお徳です!

● 変動金利型ローン
返済期間中に適用金利が変動するタイプのローンのこと。金利の見直しは、民間住宅ローンの場合であれば年2回が一般的。金利の見直しは頻繁に行われるが、返済額の見直しは5年に一度としている所が多い。金利の変動があっても5年間は返済額が変わらず、変わるのは返済額の利息と元本の割合である。6年目以降の返済額はその時点で再計算されるが、仮に金利がかなり高くなっていても、直前の返済額の25%アップまでと上限が決まっている。金利が高い時に変動金利で借りると、金利が低くなるに伴って徐々に元本部分の返済に回る割合が拡大していくメリットがある。逆に低金利の時に利用すると、金利の上昇に伴って利息の占める割合が多くなり、ローン残高がなかなか減らないことになる。最悪、「未払い利息」が発生する可能性もあるので注意が必要。
● 固定金利型ローン
契約当初に決めたローンの金利が、全返済期間にわたって適用されるタイプのローンのこと。住宅ローンでは公庫融資、年金融資がこれにあたる。公庫融資と年金融資の一部は段階金利制で、11年目以降に金利が変わる場合もあるが、借りた時に金利が決められているためやはり「固定金利型」の分類になる。今のような超低金利の時期は長期間にわたってその恩恵を受けられるので、「変動金利型」でなく固定金利型のローンを利用することが基本になる。  民間金融機関の住宅ローンでは、一部の銀行や生命保険会社が固定金利型を取り扱っている。教育ローンなどは全期間固定金利であるものが多い
● 固定金利選択型ローン
一定期間の金利を固定するタイプのローンのこと。主に都市銀行、生命保険会社が取り扱っている。金利を固定できる期間は金融機関によって異なるが、3年、5年、7年、10年などという所が多い。当初選択した固定金利期間が終了すると、@再度固定金利選択型か変動金利型かを選べる所と、A変動金利型しか選べない所とがある。また、固定金利期間が明けるとその時点での金利が新たに適用され、それに伴って返済額も再計算される。

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]