Subject  : 株式投資手法

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 株式投資手法
株式投資手法にはいろいろあります。

■ 順張り と 逆張り
順張りとは、株価のトレンドに沿って売買をする投資手法のこと。
順張りとは、例えば、株価が上昇し始めたことを確認して買うような手法のことである。その逆に、株が売り込まれているところを狙って、あえて買っていく手法を逆張りという。一般的には、短期売買では「順張り」が、中長期投資では「逆張り」が適していると言われる。
逆張りとは、他の投資家たちが弱気になって株価が下落してくる場面を買う手法のこと。他の投資家の裏をかく投資手法という意味合いだが、基本的には下がって行く動きの中で買い、上がってきたところを売るという投資姿勢のこと。
買った株が値下がりし始めてしまった場合には、順張りならば売却してしまい、逆張りならばナンピン買いを考えるというのがオーソドックスな戦法である。 中長期投資では「逆張り」が適していると言われる。逆張りは下落していく途中で買うために、どこまで下落が続くか分からないというリスクがあり、何段階かに分けてナンピン買いをするという戦略も考えられる。

■ ナンピン
ナンピンとは、平均売買コストが有利になるように追加売買を行うこと。
ナンピンとは難平と書く。たとえば、800円で1000株買った株が600円まで下落してしまった場合、ここでさらに1000株買い増しすれば、平均買いコストは700円となる。ここで株価が700円まで戻せば損益はトントンとなる。このようにして買った株が下落してしまった場合に、平均買いコストを下げるために安値で買い増しすることをナンピン買いという。逆に、空売りした株が上昇してしまった場合に、平均売りコストを上げるために高値で売り乗せすることをナンピン売りという。

■ 押し目
押し目とは、証券の価格が一時的に下落する場面を指す。
上昇トレンドの株を探して、押し目を狙って買い、反発したところで売るというのが、オーソドックスな株式トレード戦略の1つである。この戦略を押し目買いという。また、本当に強い上昇トレンドの時にはほとんど押し目を作らないまま上昇してしまうこともある。こうした状態を昔から「押し目待ちに押し目なし」などという。

 ⇒ 株のテクニカル分析

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