Subject  : 大地震に備えて

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 大地震に備えて
■ 警戒宣言が発せられたとき
厚木市の近くには伊勢原活断層があります。東海地震の危険性が叫ばれて以来、 東海地方には地震予知のための観測機器が設置され、気象庁では24時間体制で 観測を行っています。そして、その観測データに異常が発見されると地震防災 対策強化地域判定会が召集されます。 そこでの判定結果は地震予知情報として報告され、大地震発生の恐れがある場合には、 内閣総理大臣から『2〜3日以内に大地震発生の恐れがある』または『数時間以内に 大地震発生の恐れがある』というような内容の警戒宣言が発せられます。 この警戒宣言は、国、県、市町村、防災関係機関、事業所等にそれぞれの地震防災 応急計画に定められた地震対策をとる合図であるとともに、地震防災対策強化地域の 住民に警戒体制をとるよう呼び掛けるものです。


■ 家にいたら
・正しい情報
テレビ、ラジオ、市の防災無線等の情報に気をつけ、デマに注意し、正しい情報を得るよう心掛けてください。
・家の中の安全確認
家具などの固定、置物の整理、ガラスの飛散防止(ガムテープ等をはる)のほか、身の置き場や出口も確認してください。
・火はできるだけ使わない
使用中の火は消してください。やむを得ず使うときは、最小限にし、いつでも消せるよう必ずそばにつくなど注意してください。
・危険物の安全確認
灯油、ベンジン、食用油等は安全な容器に移し、火もとから離してください。
・水と消火の準備
ばけつやふろ、洗濯機等に水をため、消火用水を確保するとともに、消火器の使用方法を確認してください。
・隣近所で助け合い
『自分たちの地域は自分たちで守る』という住民相互の協力による組織的な活動が大切となります。自治会(自治防災会)に参加しましょう。


■ 保育園、幼稚園、学校では
警戒宣言が発せられると、授業は打ち切られ、休園、休校になります。園児、小学生、中学生は、あらかじめ決められた方法で保護者に引き渡され、遠距離通学者、留守家庭等で家に戻ることができないときには、学校が保護することを原則としており、高校生については、帰宅経路の安全を確認した後帰宅させます。  なお、登下校時に警戒宣言が発せられたときには、お子さんを直ちに帰宅させるようにしてください。また、自宅にいるときに発せられたことを知ったときには、お子さんを登校させずに、家族と一緒に行動させるようにしてください。


■ 非常持ち出し品
 食料品や日用品などは入手困難な場合を想定して、最低3日間はしのげるだけの分量を用意したいものです。飲料水については、1人1日3リットル。(飲む時は煮沸してください。)  非常持ち出し品はすぐ背負えるリュックなどにまとめて、取り出しやすいところに置いておきます。重量は成人男子で15キロ、女性で10キロ以下にまとめるのがポイントです。また、月に1度は点検し、使用できないものがある場合は取りかえておきましょう。

携帯用飲料水(9リットル)ほ乳びん(乳児用)ジャンパー類
インスタント食品傷薬下着
缶詰胃腸薬毛布
ビスケット脱脂綿携帯ラジオ
チョコレートばんそうこう予備の乾電池
印鑑包帯マッチ(ライター)
預金通帳ヘルメット・防災ずきんローソク
現金(小銭も必要)厚手の手袋(軍手)ナイフ
粉ミルク(乳児用)懐中電灯缶切り
紙オムツ(乳児用)セーター(防寒着)(生理用品)

インスタント食品としては、乾パン、アルファ米、レトルト食品、カップラーメン、梅干等。

 ⇒ 緊急地震速報を見聞きしたときの心得

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