Subject  : 仏教の教え

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  仏教の教え
仏教の教えは、簡単にいうと、 「四苦八苦」の苦しみから、修行を積んで「悟りの世界」へ導くことである。 この修行方法は、宗派によって様々な考え方がある。
この世は、「四苦八苦」と「無常」で成り立つ。「無常」とは、 生まれたら必ず死ぬことです。
仏教は「三宝」により伝えられ、この三宝と出会えるかどうかで、悟りの世界に達するか、六道とよばれる迷いの世界を巡るかが決まる。三宝とは、いわゆる「ぶっぽうそう」のことで、 「仏」は、 釈迦、その弟子 。「法」は 釈迦の教え、経典のこと。 「僧」は、 修行する者、信者のことです。

● 四苦八苦




生まれてきたこと自体が苦の始まり

老いていくことの苦しみ

病の苦しみ

死ぬことの苦しみ


愛別離苦
あいべつりく

愛する者と必ず別れなければならない苦しみ

怨憎会苦
おんぞうえく

憎しみや恨みを抱く者と必ず出会わなければならない苦しみ

求不得苦
ぐふとくく

求めても叶えられない苦しみ

五取薀苦
ごしゅうんく
または
憂悲悩苦
うひのうく

心身の苦しみ

憂い悲しむ


仏教の基本教理は、全てのものは移り変わる(諸行無常)、 存在する全てのものは、因縁によって生じ、実体性がない (諸法無我)、煩悩をなくせば、安らぎの世界がある (涅槃寂静)という三法印があります。 つまり、 迷いや苦しみのない悟りの世界へ導くことが仏教の教えです。

 ⇒ 仏教


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