Subject  : 人間に必要な水分量

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 人間に必要な水分量
人間の体内にある水は体重のおよそ55〜60%と言われている。体重50kgの人なら、約30リットルの水が体内にあるのだ。その構成は、約3分の2が細胞内液にあり、4分の1が細胞間液、残りの12分の1が血漿(けっしょう)中にある。 これらの水は、体のなかで重要な役割を果たしている。

体内での水のはたらき
  • 食物が消化されていく過程で作用するさまざまな酵素が潤滑に酵素反応できるよう、場を提供する
  • 栄養物やホルモンなどを溶かし、血液などの形で体全体に運搬する
  • 体内の不要物を尿または糞便として排泄するのを助ける
  • 暑い日は汗をかくなどして体温調節をする
1日に必要な水分量は、あなたの体重によって決まります。
60kgの成人でおよそ3リットル
人間が必要とする1日当たりの水分量は、「体重×1kg当たりの必要水分量(ml)」で求められます。

体重1kg当たりの必要水分量

幼児 100〜120ml
子供 50〜100ml
成人 50ml
老人 40ml

例えば体重60kgの成人であれば、
60kg×50ml/kg=3000ml=3リットルの水分摂取が必要になります。

食事で摂取される水分は平均で1日1.5リットルと言われていますので、残り1.5リットルを水を飲むことで摂取する必要があります。

もちろんこれは「必要な量=最低限取らなければならない量」であり、これ以上飲むことが目標です。 特にスポーツや発熱などで発汗量が多い場合や、下痢などで水分の排出が多い場合はこれ以上の水分を摂取する必要があります。
 失われる水分量
「ただ座っているだけ」でも、思った以上に体の水分は失われています。

活動 失われる水分量
デスクワーク(8時間) 約480ml
9時間のフライト 約620ml
入浴(40度のお湯に10分間 約500ml
睡眠 約350ml
スポーツ
(ラグビー炎天下で2.5時間の練習)
約1500ml

効果的な水分摂取の方法とは? 面倒でも、生活リズムにあわせてこまめに水分摂取すること。 日々の習慣づけが大切です。

 ⇒ 効果的な水分摂取の方法

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