Subject : ハザードマップ(hazard map)
カテゴリー: 役立つ情報 > 防災情報
ハザードマップ(hazard map)
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ある災害に対して危険地域が記入された地図をいう。
地すべり、山崩れ、土石流、洪水、高潮、雪崩、液状化等の現象に対しておのおのハザードマップが作成されている。
ハザードマップの作成には過去に発生した災害の種類、物的・人的被害等の災害履歴情報と、地形、地質、地盤高、植生等の土地情報の解析が必要である。発生頻度の高い現象に対する危険度の判定では高い精度が求められる。例えば、雪崩は新雪によって起ることが多く、地形や植生の条件から危険地域の特定と規模や発生頻度などから危険度のランク付けがされている。
これに対し、発生頻度が数十年に1度というようにそれほど高くない現象、例えば、日本の都市の洪水を対象としたとき、数十年前の水害時と現在では、流域の都市開発、河川の堤防等の条件が異なるため、過去の水害記録をそのまま利用することはできない。このため、前述の災害履歴情報に最新の土地情報と、建物、道路、堤防等の施設情報に基づきコンピュータを用いたシミュレーション解析によってハザードマップが作成される。
国土交通省が運営する、「ハザードマップポータルサイト」から入手できます。
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