システムリソース

システムリソースはウィンドウマネージャ(USER)やグラフィックエンジン(GDI)が 内部的に使用するメモリ領域なので、メインメモリ搭載量とは関係ありません。
基本的にプログラムやプロセスを起動すれば、リソースは消費されていきます。 中でも、グラフィックアプリケーションは特に多くのシステムリソースを 必要とします。

　システムリソースが不足した時の対応策

　　● 自動起動されるプロセスを停止

Windows はシステムを起動する時に、レジストリの run や RunService キーに 登録されたプログラムや、WIN.INI の load や run で指定されたプログラム、 さらに「スタートアップ」フォルダに登録されたプログラムを自動起動します。 これらの中にはリソースを消費するものがあるので、常駐させる必要の無いものは 常駐解除を行なった後、起動しないように設定します。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から MSConfig を起動します。 [スタートアップ] タブで起動しなくてよいもののチェックを解除して下さい。

　　● デスクトップのアイコンの数を減らす

最低限のアイコンを残して削除しましょう。

　　● 壁紙をなくす

壁紙はかなりのリソースを消費します。(CPU パワーも消費します。) 「なし」 に設定することをお薦めします。 コントロールパネルの「画面」を起動します。 [背景] タブで壁紙を 「なし」 に設定します。