Subject   : レジストリ エディタの定義済みキー

カテゴリー  : パソコン> Windows 


  レジストリ エディタの定義済みキー
レジストリ エディタのナビゲーション領域には、フォルダが表示されます。各フォルダは、ローカル コンピュータ上の定義済みキーを表しています。リモート コンピュータのレジストリにアクセスすると、2 つの定義済みキー (HKEY_USERS と HKEY_LOCAL_MACHINE) だけが表示されます。次の表は、システムにより使用される定義済みキーの一覧です。
フォルダ/定義済みキー 略称 説明
HKEY_CURRENT_USER HKCU 現在ログオンしているユーザーに関する構成情報のルートが格納されます。ユーザーのフォルダ、画面の色、およびコントロール パネルの設定などがこのキーに格納されます。この情報は、ユーザーのプロファイルに関連付けられています。
HKEY_USERS HKU コンピュータ上のすべてのユーザー プロファイルのルートが格納されます。HKEY_USERS のサブキーです。
HKEY_LOCAL_MACHINE HKLM コンピュータに固有の構成情報が格納されます (すべてのユーザーに適用されます)
HKEY_CLASSES_ROOT HKCR HKEY_LOCAL_MACHINE\Software のサブキーです。ここには、エクスプローラを使用してファイルを開くときに正しいプログラムを起動するための情報が格納されます。
HKEY_CURRENT_CONFIG   システムの起動時にローカル コンピュータにより使用されるハードウェア プロファイルに関する情報が格納されます。
Windows 2000 以降では、HKEY_CLASSES_ROOTの情報は HKEY_LOCAL_MACHINE キーの下と HKEY_CURRENT_USER キーの下の両方に格納されます。HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes キーには、ローカル コンピュータ上のすべてのユーザーに適用可能なデフォルトの設定が格納されます。HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes キーには、デフォルトの設定を無効にして、対話ユーザーだけに適用する設定が格納されます。HKEY_CLASSES_ROOT キーは、これら 2 つのソースからの情報をマージしたレジストリのビューを提供します。HKEY_CLASSES_ROOT は、以前のバージョンの Windows 用に設計されたプログラムに対しても、このマージしたビューを提供します。対話ユーザーに対する設定を変更するには、HKEY_CLASSES_ROOT の下ではなく、HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes の下を変更する必要があります。デフォルトの設定を変更するには、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes の下を変更する必要があります。HKEY_CLASSES_ROOT の下のキーにキーを書き込むと、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes の下に情報が格納されます。HKEY_CLASSES_ROOT の下のキーに値を書き込むときに、HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes の下に既にそのキーが存在している場合は、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Classes の下ではなく、HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes に情報が格納されます。
  ⇒ レジストリの編集

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]