クッキー（Cookie）

ホームページを閲覧した際に、WebサーバーがユーザーのWebブラウザが動作している パソコンのハードディスク上に保存する管理用のファイルのことです。
皆さんのパソコンが、あるWebサーバーに初めて接続した際に、Webサーバーが 皆さんのパソコンの中に、そのWebサーバー専用のCookieファイルを作成します。 そして、次回、皆さんのパソコン（クライアントコンピュータ）が Webサーバーに接続したときには、 WebブラウザがそのCookieをWebサーバーに送信します。 このような仕組みによって、Webサーバーは、個々のクライアントコンピュータが 前回使用していた情報を読み取ることができるようになります。
Cookieに含まれるデータは、 様々で、クライアントを識別するためにWebサイトから任意に割り当てられた IDなどが代表的です。中には、入力したIDやパスワードなどを保存する Cookieもあります。また、 ショッピングサイトなどで 購入する商品を一時的に保管する“買い物かご”の情報、氏名や住所、 電話番号などの一度登録した会員情報なども保存されている場合もあります。 Cookieは単なるテキストファイルとして 保存されるため、第三者がパソコンにアクセスした場合、簡単に データを盗みだすことができます。
また、Webサイト側で特定のユーザがどのサイトを頻繁にアクセスして いるかなども、このCookieによって調べることができます。
なお、現在のWebブラウザではセキュリティの設定やプライバシーの設定と いった機能によって、WebサイトごとにCookieの利用を指定することが できるようになっています。 ショッピングサイトなどでは、Cookieを利用しなければWebサイト自体が 利用できないこともあるため、自分の信頼するWebサイトにだけCookieの 使用を許可する必要があります。
☆　余計なクッキーはできるだけ速やかに削除しましょう！
　　⇒　パソコンのセキュリティ（安全保護）