Subject : コンピュータウィルスの名称
カテゴリー : パソコン > セキュリティ
コンピュータウィルスの名称
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「狭義のコンピュータウィルス」とは、
- 感染(他のファイルにウイルス自身を付着させる)
- 潜伏(一定の条件が揃うのを待って悪質な行動をする)
- 発病(データの破壊、動作の不安定などユーザの意図しない行動をする)
といった3段階の行動パターンを持つものをいいます。
(トレンドマイクロ「ウィルスの基礎知識」より)
通常ウイルスといいますと、「広義のウィルス」のことを指し、
ユーザーの意図しない行動を取る不正プログラム全般をいいます。
つまり、「ワーム」もしくは「トロイの木馬」などと呼ばれるタイプの
ウィルスが多く流行しています。
コンピュータウィルスの名称も、各機関や、各ウイルス対策ソフト
メーカーによっても、いろいろ異なっています。
機関・メーカー |
Nimda |
Badtrans |
IPA |
W32/Nimda |
W32/Badtrans.B |
JCSA |
W32/Nimda-mm |
W32/Badtrans.B-mm |
トレンドマイクロ |
PE_NIMDA.A |
WORM_BADTRANS.B |
シマンテック |
W32.Nimda.A@mm |
W32.Badtrans.B@mm |
ネットワークアソシエイツ |
W32/Nimda@MM |
W32/Badtrans@MM |
「W32」は「Windows95以降で感染するウィルス」示しており、ワームのW
ではありません。また、「WORM」「PE」「gen」「MM」などはその
ウィルスの分類を表します。
また、同じような名前でも、亜種といって.A,.B ・・・とか違う働き
をするウイルスもあります。
⇒ パソコンのセキュリティ(安全保護)
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