SSL（Secure Sockets Layer）

米ネットスケープ・コミュニケーションズが開発した、 Webブラウザと Webサーバー間のHTTP通信の暗号化を行うセキュリティプロトコル。 （FTPにも対応）
ソケット・レベルでの暗号化及び認証機能を実現する。 事実上の標準として、多くのWebブラウザで採用されている。 データの暗号化、 データの完全性の保証、 サーバおよびクライアントの認証の 3つの機能を提供する。 SSLで通信することによりサーバの存在、間違いなくそのサーバからのデータであること、当該データの内容が保証される。
SSLは公開鍵暗号や秘密鍵暗号、デジタル証明書、ハッシュ関数などの セキュリティ技術を組み合わせ、データの盗聴や改ざん、なりすましを 防ぐことができます。 OSI参照モデルではセッション層(第5層)とトランスポート層(第4層)の 境界で動作し、HTTPやFTPなどの上位のプロトコルを利用する アプリケーションソフトからは、特に意識することなく透過的に 利用することができます。
SSL 3.0をもとに若干の改良が加えられたTLS 1.0がRFC 2246として IETFで標準化されています。

●　

ステータスバーの右の方に黄色のカギのアイコンが現れます。 鍵のアイコンをダブルクリックすると、そのサイトのセキュリティ証明書が 表示されます。 発行先の欄に記載された名前は、ユーザーがアクセスしているサイトと 一致します。名前が異なる場合、それは偽造されたサイトである可能性が あります。証明書が正規のものであることが疑わしい場合、個人情報を 入力しないで、その Web サイトを閉じてください。

　　⇒　パソコンのセキュリティ（安全保護）