Subject : 全国銀行内国為替制度
カテゴリー : 政治・経済
全国銀行内国為替制度
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全国銀行内国為替制度とは、他行を相手とする内国為替取引の通知の授受と、その決済を円滑に処理するための仕組みや規則を取り決めている制度のことです。
国内のほとんどの金融機関が加盟する「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」を中心として、内国為替運営機構が運営しています。1973年に発足しました。第二地方銀行、信金中央金庫、信用金庫、農林中央金庫、県信連、信漁連、信用金庫、農協、漁協、労働金庫、外国銀行、インターネット専業銀行等、内国為替取引業務を営むほとんどの金融機関が加盟し、「全銀システム」を中心に全国の金融機関と結び、為替通知送信と資金決済を行っています。なお、全国銀行内国為替制度における為替取引の方法には、「全銀システム」を利用する「テレ為替」や「MT(磁気テープ)データ伝送方式」と、「文書為替」(郵便を利用する「メール振込み」や手形交換を利用する「交換振込み」)などがあります。
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