Subject   : サーバサイジング(server sizing)

カテゴリー  : サーバ 


 サーバサイジング(server sizing)
サーバサイジングとは、システムやサービスを提供する際に、想定されるシステムの負荷を見積もり、それを処理するのに十分な性能・台数のサーバを用意すること。システムの運用を開始した後に、負荷の増大に応じてサーバ性能を増強することも含まれる。

適切なサーバサイジングを行うには、同時接続ユーザ数やCPUの使用率、ネットワークのスループットなど、システムにかかる負荷の平均値や最大値を適切に調査・見積もることが重要である。複数台のサーバを利用する場合には適切な負荷分散ツールを導入する必要もある。

負荷が増大したときにシステムが停止しないよう、処理のピーク時に合わせたサーバサイジングを行うことが多いが、一般にシステム負荷の平均値はピーク値よりも大幅に低いため、過剰投資とならないよう見極めが必要となる。

● サイジング(sizing)
サイジングとは、システムやその構成要素について、必要とされる規模や性能を見極めて用意したり、状況に応じて適切な規模に削減あるいは増強を行うこと。

大型コンピュータを複数の小型コンピュータなどで置き換えて運用コストなどの削減を図ることを「ダウンサイジング」、システムの想定負荷から必要なサーバの台数や性能を見積もることを「サーバサイジング」などという。

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