Subject   : ロードバランサ(load balancer)

カテゴリー  : サーバ 


 ロードバランサ(load balancer)
ロードバランサとは、外部から送られてくるデータや処理要求を、同等に機能する複数の装置に振り分けて一台あたりの負荷を抑える装置。単にロードバランサという場合は、ネットワーク上でサーバの負荷を分散するサーバロードバランサを指すことが多い。サーバ負荷分散装置

要求の割り当て方にはいくつかの方式があり、各装置に順番に均等に割り当てるラウンドロビン方式や、現在の接続(コネクション)数が最も少ないものを選択する最小コネクション(最小接続)方式、最も早く反応した装置に割り当てる最速応答時間方式などがある。装置の処理能力に差がある場合などに、あらかじめ設定された割合で割り当てを行う重み付けラウンドロビン方式が利用できる装置もある。

サーバへの接続では同じ利用者が一定の文脈(セッション)のもとで繰り返し要求を送信することがあり、その都度別のサーバに接続されると処理に矛盾が生じるため、同一セッション中は前回と同じサーバに割り当てるセッション維持機能を持っていることが多い。

また、各装置が正常に稼働しているか監視する死活監視機能や、応答速度の極端な低下や停止を検知した装置への割り当てを即座に中止する自動切り離し機能、装置の保守や交換のためにサービスを継続しながら特定の装置を切り離す機能などを持っている製品もある。

● SLB(Server Load Balancer)


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