Subject   : S端子

カテゴリー  : 映像・ビデオ 


 S端子
Sはセパレートの意味。Y(輝度)信号とC(色)信号を分離した状態で 伝送します。輝度信号と色差信号を分離した入出力端子です。 民生用のVTRでは、輝度信号と色信号を多重して記録( コンポジット)して いますが、この場合、輝度信号(Y)/色信号(C)の間の干渉によりノイズが 発生します。 このとき、S端子付きのテレビと組み合わせて利用すれば、 Y/C間の干渉がなくなり、ノイズの少ない映像を得ることができ、 より精密な映像が再現可能になります。
Sビデオ出力は、輝度成分と色差成分を分離した出力方法で、 端子には4ピンのミニDINが使われます。 DVDディスクは、輝度信号(白黒の画面)や色成分を独立して記録する コンポーネント色差信号方式(Y/CB/CRの信号)によって記録されています。 そのメリットを最大限に活かすためには、コンポーネント出力端子から コンポーネント記録された映像の信号を、直接テレビやプロジェクターの コンポーネント(色差)入力端末に接続することがベストです。
● S1端子
自動的に、ワイドテレビに映すための認識信号を伝送する端子。
● S2端子
ワイドクリアビジョンの識別信号を載せている信号を伝送できる端子。S1の上位規格。

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